こんにちは!

今回はレザーとは直接関係のない話題ですが
私の趣味でもある「3Dプリンター」について書いてみたいと思います。

実は私、レザークラフトと同じくらい3Dモデルを作るのが好きでして
プリンターを使って色々なものを作っています。
レザー製作と共通する部分もあるので、今後は定期的にこのテーマの記事も書いていこうかなと思っています。
よろしければぜひ最後までご覧ください


そもそも3Dプリンターって何?

まず簡単に「3Dプリンターって何?」というお話から。
3Dプリンターとは文字通り「3D(3次元)」に「プリント(印刷)」していく機械の事です

よくあるプリンターは紙に2D(2次元)で印刷して出力しますよね
そこに高さが加わり3Dとなります。
高さが加わるので、出力されるものは立体になるのです

家庭用の3Dプリンターには主に2種類あります

  • 熱積層方式(FDM)
     → プラスチックを熱で溶かし、1層ずつ積み重ねて形を作っていく方式。
  • 光造形方式(SLA/DLP)
     → 光で樹脂を硬化させて形を作る方式。

どちらも一長一短あるのですが、「管理の楽さ」で言えば断然、熱積層方式のほうが扱いやすいです。
光造形は手入れが面倒で手間もかかりますが、印刷のクオリティは高くなります

私が使用しているものは熱積層方式で、「Bambu Lab A1 mini」というモデルを愛用しています。


Bambu Labってどんなメーカー?

このBambu Lab(バンブーラボ)というメーカー、正直かなりすごいです。
(※念のため言っておくと、案件ではありません笑)

価格にびっくり

私の使っているA1 miniはエントリーモデルですが、なんとお値段約3万円(セール時)
材料のフィラメントは3000円/Kgくらいなので
トータルでも33000円程度の激安お値段です

比較対象にはなりませんが
普通の印刷のプリンターでも30000円なんてザラにしますよね?

こっちは立体を印刷できるんですよ?

正直「使ってみてダメでも最悪ドブに捨てる覚悟」で買ったのですが、
実際に使ってみると、

え、家庭用でこの品質?正気ですか?(いい意味で)

と、本気で驚きました。
完全にいい意味で裏切られました!

使いやすさが抜群

ではどんなところがよかったの?という話なんですが
主に素晴らしいと思った点は以下の点です

  • 公式Wikiで詳しいマニュアルが見られる
  • 「スライサー」と呼ばれる純正ソフトが無料&直感的で使いやすい
  • ユーザーコミュニティも非常に活発
  • 本体の設定がとても簡単

3Dモデルが作れなくても、世界中のユーザーが公開してくれているモデルをダウンロードして
数クリックでプリントできます。

このお手軽さ、ちょっと尋常じゃないレベルです。
なんなら紙のプリンターより楽だと思ってます

これらすべてが3万円ちょいで手に入るなんて、恐ろしい時代ですね……。


本体をざっくり紹介

こちらが本体です。

Bambu Lab A1 miniの本体画像
Bambu Lab A1 miniの本体画像
  • サイズ: 約350mmの立方体
  • 最大造形サイズ: 180mm立方体まで

Z軸が片持ち構造なので最初は剛性が心配でしたが、
キャリブレーション(本体の据え付けの高さ誤差などの調整)も
フルオートで問題なく、今のところ快適そのものです。

部屋の一角にすっきり収まり、主張しすぎないサイズ感も◎。


フィラメント管理にも一工夫

材料となるフィラメントは湿気を嫌うので、箱に入れて保管しています。

実はこのフィラメント収納ケースも自作なんです。

自作フィラメントケース
自作フィラメントケース。既製品の箱と土台となるフィラメントを支える部分はプリンターで手作りしたもの

モデルを公開してくださっている方がいて、ありがたくそのまま使わせてもらいました。

市販品だと5,000〜10,000円はしますが、自作すれば1000円程度で作れるのも魅力ですね。


で、何を作ってるのか?

私がよく作るのは以下のようなもの:

  • 治工具(ものを固定したり、安定させたりする道具)
  • 収納用品(細かい道具やパーツの整理に)

例えばレザークラフトの道具の収納に使っているワゴンの側面には
工具の収納を専用設計で作って取り付けています

3Dプリンターで作成した工具の専用収納
3Dプリンターで作成した工具の専用収納。ニッパーやノギスが収められている

何より、「ここにこのサイズの道具置きがあったらな〜」という思いつきを
すぐ形にできるのは、ものづくりの楽しさそのもの。

しかも不要になったら気軽に処分できるのも、手軽で良いところですね。


おわりに

ということで、今回は3Dプリンターの話でした!

「難しそう…」と思われる方も多いと思いますが、触ってみると案外シンプルです。
3Dモデルの作成を1から覚えるとなる少し労力が必要ですが
コミュニティのモデルをダウンロードして印刷する分には、専門的な知識は一切不要です

そこのお手軽さも非常に魅力の一つではないでしょうか?
今後も「作ったもの紹介」などの記事も書いていく予定なので
もしご興味あればぜひご覧いただければ嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう!

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